「あむらっち」の商品開発には実に2年かかりました。 「アムラ」に出会ったのは商品開発者が『体にいい食品を皆様に食べて頂きたい』との思いで 信州大学院で研究をしていた頃でした。 「アムラ」という聞き慣れない果物。 色々分析を重ねた結果、とても栄養素が豊富な事に驚きました。 思い立ったらすぐ行動!の商品開発者は「アムラ」を求めて台湾やネパールそしてインドへ!! 現地でこの果物を見て決意しました。 この果実をどうにか和菓子に出来ないか! アムラ果実 そこからが試行錯誤の連続でした。 実はこの「アムラ」、とてもとても難しい食材なのです。 何が難しいというと、「酸味」と「えぐ味」が強く、日本の食品に慣れた人だとそのままでは食べられない。 ひと口食べると口の中が「酸っぱい!!!」「苦い!!!」「渋い!!!」。 身悶えする状態になるのですから。 例えるなら渋柿をうんと酸っぱくしてそのまま食べる、っていう感じでしょうか。

アムラ果実
あむらっち

果実自体は梅の実を少し大きくしたようなもので、現地では砂糖漬けやジャムなどで食されています。 アーユルヴェーダの3大果実のひとつである「アムラ」は漢方薬のような存在でもあり 滋養強壮の食べ物としても扱われています。 「良薬口に苦し」とはよく言ったもので、「薬」といえば納得です。 が、あくまでも「食品」にこだわり「美味しく」なければ意味がありません。 アムラ 「アムラ」の特徴を活かしつつ、美味しく、食べやすく、効率よく体に取り入れる。 その事を念頭に試行錯誤を重ねる日々。 様々な食材と試した結果、わらびもちと併せて出来上がったのが「あむらっち」です。 「アムラ」との出会いから約2年の月日が経っていました。 アムラ果汁たっぷりと練り込んだ黒糖わらびもちで包みました。 アムラの酸味を活かし、黒糖のコク、わらび餅の食感、柚子白餡の香り、 全てにこだわった和菓子です。

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